2013年6月30日日曜日

消しゴムハンコって何?

「今、消しゴムハンコにハマってるんです!」

と言うと、

「消しゴムハンコ?」

不思議な顔をされることが多いです。雑貨好きな女子にはご存じの方は多いのですけどね。

では質問です。

「消しゴムハンコって?」

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答えは簡単。消しゴムで作ったハンコのことです。

彫りたいイラストを鉛筆で紙に転写して消しゴムに押し当ててこすって移し、消しゴムに移したイラストをカッターナイフで彫っていきます。昔は、ゴム板に彫刻刀で彫っていきましたが、あれの消しゴム版といえば伝わるでしょうか?

消しゴムハンコでこんなモノが出来ます。インクの種類も豊富で、紙だけでなく、布や木、プラスチック、皮やお皿までにも押せてしまいます。簡単にオリジナルグッズを作ることが出来るので、何を作ろうかと想像するだけでもワクワクしてしまいます。




数年前に、既にハマっていた友達から聞いて、「簡単だからやってみるといいよ」と言われて作ってみたら、思ったよりも簡単に出来てしまいました。

写真は私が最初に作った時の道具と作品です。消しゴム、えんぴつ、カッターナイフ、道具といっても、身近にある文房具ばかりで手軽に始められます。私のトレードマーク、かめちゃんイラストを使ってハンコを彫りました。かわいいでしょ!

メッセージの最後にポンと押したり、手紙の差出人のところに押したり、今でも大活躍なハンコです。

実は、消しゴムハンコの道具はかなりたくさんあります。消しゴムだけでも、代表的なものだけでこんなにもたくさんの種類が!


一般的に使われるもの、細い部分が仕上げやすい堅めのもの、カッターが無くてもつまようじで彫れるもの、いろんな種類があります。右下の消しゴムは100均で売っていたものです。100均でも買えるなんて!びっくりです。

深みにはまっていくにつれて、私の道具も増えていきました。最初はあんなにシンプルだったのに、今のハンコ彫り道具はこんなにもたくさんあります。

イラストを書き写すトレーシングペーパー、鉛筆と下絵の細かい部分を書き写すためのシャープペンシル、彫った後、細かい消しゴムの屑を取り去ったり押した後のインクを取るためのねり消し。消しゴムをざっくり切り出す大きめのカッターと細かい部分を彫るカッター、ペンカッター。

私も消しゴムを彫り始めるまでは知らなかったのですけど、カッターナイフの刃って2種類あるのです。どのカッターを使うかは好みの問題なのですけどね。大きくわけてペンのように握って彫れるカッターか、普通のカッターナイフ形の2種類。

同じカッターでも2つあるのは、刃の角度が違うからなのです。


刃の角度が30度と45度。30度の鋭い方は細かい線を彫るときに使うと便利です。

といった風に、話し始めると終わらないぐらい深い世界になってまいります。

一度やってみたい!という時には、身近にある道具で手軽に始められますので、ぜひ消しゴムハンコづくりにチャレンジしてみてください。

細かい作業が大好きな人にとっては楽しくてたまらなくなってしまうかもしれませんのでご注意を!(笑)






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