2014年9月27日土曜日

付け替え可能な万能持ち手!大量の消しゴムハンコの台木の悩みを解消

ず~~~っと、どうにかならないものか…と悩んでいたのです。

見てください、この大量の消しゴムハンコの数を!(これはまだ一部です。)



毎日1個消しゴムハンコを彫って写真をアップするというfacebookページ『1Day1Make消しゴムハンコ』というページを作っているので、どうしても1日に1個づつ消しゴムハンコが増えていくのです。で、押す時には持ちやすいので、持ち手をつけたいのですけど、この大量の消しゴムハンコに持ち手をつけると、どう考えても厚みが倍増!収納スペースがどんどん増えていくことになると困ってしまいます。

以前、消しゴムハンコの販売をしに行った時に、私と同じく消しゴムハンコが大好きで、ほぼ毎日1個は作っているという小学生のお嬢さんに出会いました。彼女のお母さんと、

「作ったハンコがどんどんたまっていってしまうのは、消しゴムハンコ好きさんあるあるですね!」

なんて一緒に笑っていたのですけど、これって消しゴムハンコ好きさんの共通の悩みなんじゃないでしょうか。

その悩みが、つい先日解決しました。

これです、このセットがあればOK!



アクリルブロックとタックンピールです。

実はこの二つ、UM(アンマウント)スタンプという、持ち手のないシート状になったゴムのスタンプを押す時に使う道具なのです。お友達、というか私にとってはハンコの師匠のお店から写真を拝借!


こんなシートのゴム板をハサミでカットして使いたいハンコを、タックンピールを貼りつけたアクリルブロックに貼ってハンコを押すのです。

スタンプを楽しみにしている人にとっては当たり前な道具なのですが、消しゴムハンコをする人でこれを使っている人は見たことがなくて。

消しゴムハンコでも実際に使えるかどうかを確認しました。

タックンピールを貼りつけたアクリルブロックに消しゴムハンコをセットします。



そして、押してみましょう!



いいやん、いいやん!

何も問題もなく使えます。アクリルブロックは透明なので、消しゴムハンコの輪郭を印面のイラストに合わせてカットしておけば、押し位置もズレずにすみます。消しゴムハンコだけで押すよりも押しやすい。そして、取り外しもラクラク~♪

消しゴムハンコは押す時だけアクリルブロックに貼り付けて、とっかえひっかえ使えばOK。なので、収納時にかさばることもありません。なんて素敵なんでしょう!

でも、このタックンピールは、ハンコを貼って剥がして何度も使えるようにと粘着力が強力すぎるために使い方をちょっと間違えると、無駄にしてしまうことがあります。説明通りよく見て使えば何の問題もないのですけど、何を思ったか、私がそんな失敗をやってしまって大ショック!このシール、高いのに~。

タックンピールにはちゃんと使い方の説明が写真入りであるんですけどね。まさか、私のような失敗をするとは思ってもみないでしょうけど…。とほほ。



そんな悲しい思いをする人を一人でも減らしたいので、正しい使い方と失敗例をご紹介しますね。

■タックンピールの貼り方
  1. 袋から取り出して寸法どり。アクリルブロックを上に置いて鉛筆で枠線を引きます。

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  2. 枠線の内側をハサミでカットします。少し内側で切る方が貼った時にはみ出さなずにキレイに貼れます。

    .
  3. カットしたタックンピールを、黄色い方のシートを外してアクリルブロックに貼りつけます。ここが最大のポイント!



    タックンピールは粘着面が両面あります。透明のシート側がハンコを貼る方、黄色いシートの側がアクリルブロックを接着するようになっているため粘着力が強力です。間違えて逆に貼ってしまうと、ハンコ側にひっついて取れなくなりアクリルブロックがすぐに外れてしまいます。 アクリルブロックに貼るのは、黄色いシート側をめくって貼りつけましょう。

    大きなアクリルブロック程、貼りつけるときに中に空気が入りやすくなります。携帯電話の傷防止フィルムを貼る時のように、端からゆっくり空気を外に出すようにしながら貼り付けていくとキレイに貼れます。一旦はると、そう簡単には取り外しできませんので注意深く貼りましょう。



    私はここで失敗。粘着面が弱い方をアクリルブロックに貼り付けて、黄色いシートを外して、何も気にせず剥がした透明保護シートを粘着が強い面に貼り付けてしまったため、透明の保護シートがひっついて剥がれなくなってしまったのです。



    どんなに頑張って外そうとしても無理!これはもう使えない。ガックリです。お気を付けくださいね…。
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  4. アクリルブロックにタックンピールを貼りつけたら出来上がり。後は、ハンコを押したい時に透明の保護シートを外してハンコを貼りつけて押します。使い終わったら、透明の保護シートを張り付けて保管します。

アクリルブロックはサイズがいくつかあるので、お手持ちのハンコをカバーできるサイズをいくつか持っておくと便利です。

私が持っている消しゴムハンコは、ほとんどが3×3cmに収まるサイズで作っているので、3×3cmサイズのものを1つ。そして、大き目のハンコ用に8×8cmサイズのブロックを1つ持っています。この2つがあれば、ほとんどの消しゴムハンコはカバーできます。

あぁ、アクリルブロックとタックンピール様々です。これで台木要らず。持ち手の問題からは解放されそうです。

消しゴムハンコも数が少なければいいのですけど、増えてきて、押しやすさを求めるのなら、絶対アクリルブロックがいいですよ。私の一押しです!!

ただ、最初に使うときにはタックンピールの粘着力が強すぎるので貼り付けた消しゴムハンコがものすごく取りにくいです。最初に使う時は、布などにシール面を押し付けて少し粘着力を弱めたほうが使いやすいかもしれません。くれぐれも消しゴムハンコを折って壊してしまわないように気を付けましょう。


追記:UMハンコなら、アクリルブロックにタックンピールを使わずにVersaMark(バーサマーク)インクを使って貼りつけるという手もあります。が、消しゴムハンコは厚さがあるからか、押す時にズルズルと消しゴムハンコがずれて安定しません。やっぱりタックンピールがいいなぁ。







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