2016年5月18日水曜日

こんなに使える!お店(屋号)はんこの使い方

私もフル活用しているお店のはんこ。もちろん消しゴムはんこで作りました。便利すぎて、もう千回は軽く超えるぐらい押しているので印面はドロドロですけど、それでもまだ十分現役で使っています。



最近は、屋号の消しゴムはんこのご依頼が増えていて、こんな風にもあんな風にも使えるんだよ~とお伝えしたいのだけど、なかなか言葉だけでは全てを伝えきれません。ですのでこちらにまとめることにしました。

今は紙だけでなく、布にも、木にも、革にも、陶器にも、プラスチックにも押せるインクがあるおかげでいろんな物に押すことができます。ちょっとだけお店のオリジナル品を作りたい時にもホント便利なのです。

ここからは、私が消しゴムはんこで作ったお店オリジナルグッズをご紹介します。



■ ショップカード
ショップカードを作るために、このはんこを作ったといってもいいぐらい。サイズもミニカードに合わせて作りました。裏にはお店のホームページのアドレスやブログのアドレス等を印刷しています。


手づくり市で商品と一緒に立てて置いておくと、なにやら可愛いカードがあると間違えて?お持ち帰りいただく方もいらっしゃいます。

このカード、ふつうの緑色よりは、少しキラッとさりげなく光る感じを入れたいので、BRILLIANCEのGAMMA GREENインクを使っています。

■ 商品を入れる袋
販売した商品を入れてお渡しする袋です。外でお願いすると大量に頼まないとお値段が下がらないので、悲しいかな、そんなにたくさん必要ではない今は白い袋を買ってきて、テレビを見ながらついでにはんこ押しをしています。



ちょっと遊び心。裏側はかめのお尻のはんこを押しています。気づいた人には好評です(笑)

■ シール
商品の封をする時に使うシールもお店のロゴはんこで押しています。こちらは小さめサイズ。



丸くて白いシールを普通に買うと、コーティングしてある素材が多くて。見た目いいのですけど、はんこを押すとなるとまた話は別。あえて、ツルツルではないシールを選んでいます。パソコンで印刷して使えるラベルシールが私のお気に入りです。

文房具売り場のシールはほぼツルツル加工。これに普通紙用のartnic(アートニック)や布にも押せるVarceCraft(バーサクラフト)インクで押すと、色はきれいにつくのですが、押す時にはんこが滑ってしまってブレやすくなります。写真の左側がツルツル加工のシール。少し滑ってブレているところがあります。


ツルツルのシールは乾燥させるのに時間がかかります。10分以上置いて、しっかりと乾いたことを確認してから上に重ねるようにしています。乾ききっていないうちに表面をさわるとインクがぬるっと剥がれてしまいます。

同じツルツルシールでも、素材によってはインクが定着しないものもあります。

写真は押してすぐのものと、1日置いてからティッシュでこすってみたもののBefore Afterです。インクの種類も変えて、上からartnic、Versacraft、VarsaFine、StazOnMidiインクを使って押しています。インクの種類について詳しくは『インクって何を買っていいか分からない!そんな時の参考に…ワタシ的インクの選び方』をご覧ください。二列目はVarsaMarkインクで押した後にエンボス加工をしてみました。どれも思ったよりイケてない…。

このシールは1日置いて乾燥させても、上からティッシュでこすると簡単に色が落ちてしまいました。右側の金色のシールが擦った後の状態。どれも流れて何が押してあったかもわかりません。銀色のシールは一部を擦ってみたものです。唯一しっかり定着して落ちなかったものがStazOnでした。さすが万能インク!!

そんなめんどくささがあるので、私は表面の加工がされていない普通紙っぽいシールをよく使っています。

■ オリジナルメモや便箋
ちょっとひと言、メモ書きを入れたい時にお店からというのがひと目でわかるというのも素敵じゃないですか。



色合いが薄いインクを使えばはんこを押した上から文字を書くこともできます。そんな使い方をする時のオススメなのが普通紙専用のインクartnic(アートニック)。淡い色を選ぶと透かしのようでキレイです。


■ ユニフォーム
私が手づくり市で着ているユニフォームは、g.uで買った無地のパーカーの胸のところにお店のはんこをポン!使い始めてもう2年目です。何度も洗濯していますがそれほど色落ちはしていません。


春秋はパーカーで、夏にはポロシャツです。Tシャツに押して着てもよさそうです。無地のTシャツさえあれば、はんこを押せばオリジナルTシャツになってしまうのですから、いくらでも気軽に量産できます。

布に押して洗濯しても大丈夫なインクといえばこれしかありません。VarceCraft(バーサクラフト)とこまけいこシリーズ。


布に押す時には、失敗してしまうとやり直しができないので慎重に。失敗しないためにはちょっとしたポイントがあります。『消しゴムハンコでエコバック等の布地へスタンプ!布用インクの使い方』にまとめてありますので参考にしてください。

■ ディスプレイ
私は手づくり市の展示用ディスプレイにも使っています。網を貼りあわせてパタパタと折りたためるようにした大きめの網の上にお店の名前と一緒に。かわいいでしょ。



商品が入った袋を閉じる紙タグに押されているお店の方もいらっしゃいました。私は押したはんこをスキャナで読み取って、画像ソフトで加工して、消しゴムはんこの袋に入れる台紙に使っています。



■ ネットショップでのお店のアイコン
同じく、押したはんこをスキャナで読み込んで画像にし、そのままお店のアイコンとしても使っています。ちょっと切れてしまっていますが…。どこでもこのはんこが押してあるので、お店の目印としてわかりやすくていいと思っています。




■ ラッピング
無地の大きな紙に、向きを少しづつ変えながらはんこを押していくと、簡単に包装紙が出来上がります。

小さな物を包むならA4のコピー用紙にはんこを押して作ってもOK!模様がある包装紙にはんこを押してオリジナル化してしまうのも楽しそうです。



包装紙が作れるということは…。もちろん小袋も作ることができます。紙を折って、切って、ノリで貼りあわせれば出来上がり!



■ 販促グッズ
少量のノベルティを作るには便利です。押すだけですから~。
コルクのコースターに押してみました。StazOnMidiとartnic、2種類のインクを使って。

artnicはどちらかといえば薄付きのインクなので、しっかりインクをつけてから押すとキレイに押せます。


他にも、使い方はいろいろ。木の製品を作って販売されている方が、商品にオリジナルブランド的にはんこを押すと言われていました。布小物や子供服を作られている手づくり作家さんは、布のタグに布用インクでお店のはんこを押して縫い付けられるとか。自分で作った作品に、屋号のはんこが入るとブランド物っぽくなりますものね。いいなぁ~。

お店のロゴはんこ、あるととっても便利ですよ。
器用な方なら、作り方を見ただけでサラッと作れてしまう人もいらっしゃいます。チャレンジしてみたい!と思ったら、『専用の道具を使った 消しゴムはんこの彫り方』を見て試してみてください。




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